製品に含まれる Anybus Configuration Manager は、Modbus RTU 向けの設定をあらかじめ備えています。簡単に 6 ステップで設定可能な視覚的なテンプレートウィザードを使用します。
Modbus RTU は、マスター/スレーブアーキテクチャから派生したオープンなシリアル(RS-232/422/485)プロトコルです。その使いやすさと信頼性の高さにより、現在最も多く使用されています。Modbus RTU メッセージはシンプルな 16 ビット CRC(Cyclic Redundancy Checksum:巡回冗長検査)で、メッセージのシンプルさが、信頼性の確保につながっています。
本製品は、接続されたシリアルベースのスレーブ機器に対して Modbus RTU マスターとして動作します。一方、制御 PLC に対しては上位ネットワークのスレーブ機器として動作します。
下図は、シリアル Modbus RTU を使用した制御ネットワークへの接続に、RS-232 を介した 1 台の接続と、RS-485 を介した複数台の接続例を示しています。Communicator は、フィールドバス/産業用 Ethernet ネットワーク上のスレーブ/アダプターとして動作し、接続されたスレーブデバイスに対しては Modbus RTU マスターとして動作します。
Anybus Configuration Manager(ACM)は、Anybus Commuicator の購入に含まれています。
Anybus Communicator
プログラミング不要で、あらゆるシリアル/CAN ベースのプロトコルを独自の方法で処理します。
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